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藝術百家 第二十九篇
特集 定家と百人一首の世界

近代作家の解体新書 [第4回]
尾崎放哉

あの人の言葉ー有名人たちの俳句・短歌
赤崎明美、小倉一郎、木原実、志茂田景樹、白川正芳、横内正

篠沢教授の俳句革命
現代作家の肖像5 夏石番矢

季節の恋歌

平成書道百家
日本詩歌秀品選

定価:4,762円+税
ISBN978-4-86113-536-1
732頁
2009年5月



藝術百家 新装刊の仕様
永久保存版の特別仕様
●A5版単行本サイズ(210×148mm)
●豪華金(または銀)箔特殊印刷BOX仕様
●布貼ハードカバー
●総頁予定300頁以上

▲本文掲載イメージ
※デザインは変更になる場合がございます。

発行趣意

 藝術百家が目指してきことは、変わることない日本の伝統、我が国の守りたい文化、日本人ならではの感性で生まれた芸術、和の魅力を紹介し、未来に引き継ぐことでした。また、日本的風情、叙情、優美、風雅などといった様式美の魅力を国外に伝える「世界に向けた日本文化の参考書」という役割も目指して来ました。そのため、全国の公募展はもとより、図書館などに収蔵された膨大な資料の中に埋もれた優れた書家、画家、陶工家、俳人歌人を発掘するという気の遠くなるような地道な活動を経て、作者一人ひとりに交渉の末、一冊に半年以上という長い日数をかけて制作し、発行を続けて参りました。しかし、現実にはこれを何年にもわたって継続していくこと、毎号国内外の芸術愛好家の目を惹きつけ続けることは困難であり、時には妥協を、時には休刊を余儀なくされました。
 21世紀の現在、1999年発行の第一篇より8年の歳月をかけて、世紀を跨いでようやく25篇に辿りついた次第です。これもひとえに読者の皆様、ご協力頂きました芸術家・作家の皆様、監修委員の皆様、美術館関係者のお陰であります。
 今後も日本の文化遺産として残したい、残すべき作品を発掘し、紹介して参る所存です。変わらぬご支援ご鞭撻をお願い申し上げます。

発行人 清水 雅
株式会社アートコミュニケーション代表取締役社長

新装刊にあたって

 近年、にわかに活気づいている個人の執筆・著作活動。その背景には、インターネットの普及、ブログの活用により不特定多数へ向けた発表が手軽に出来るようになったことが挙げられます。また、詩集・句集などの自費出版物も増加し、自己表現活動が盛んな時代になりました。反面、これらは読者の目に止まることなく一方通行に留まるケースが多発しています。個人の出版物は、それ自体流通しにくく、仮に流通されても読者の興味を惹くに至らないというのが現実です。全国的な発表の場、投稿についても専門媒体やスペースが限られています。
 このような中で、日本の重要な文化である俳句・短歌・川柳・詩など短詩型文学の優れた作品を永久保存すべく、藝術百家の誌面を全面的に割くことになりました。そのため、従来のA4ワイド大判ではなく、文芸紹介に特化したA5判単行本サイズに新装して生まれ変わります。もちろん、書道作品を始め日本ならではの「和」の文化を継承する作品は従来通り掲載して参ります。
 どうぞ新装版の藝術百家を今後とも応援下さいますようお願い致します。

藝術百家編集部

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